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ヨーロッパ企画の京都ニューシネマ vol.2 後半

2012年10月01日 00:15

長くなったので、改めて後半の記事更新。

2日目 夜
黒木正浩・山口淳太 新作映画上映会
司会=土佐さん  ゲスト=チョップリン西野さん

これこれこれ!!どうしてもこれを見たかったから京都に飛んだのだよ!!
↓公式の紹介文
怪しい自主映画集団「黒木組」を率いる、黒木正浩監督の、撮りおろし新作上映会。今年は映像スタッフ・山口淳太とのタッグにより、映像技術の底上げも万全。
「怪しい自主映画集団」てwww

・智恵光院雀鬼
研究者・BJキテレツ斎博士(石田)は、ヒステリック尾張信長(中川)から借りた研究資金を返せず、研究所の権利書をかけて麻雀で勝負したが、敗北して自殺しようとしていた。そこへ麻雀牌が飛んでくる。投げた男(諏訪)は智恵光院雀鬼と名乗る。「何かやり遂げるまで、命は大事だろ!」意気投合して仲間になる二人。実は、信長と雀鬼は孤児院の幼馴染で、信長は雀鬼を恨んでいた。二人は麻雀で勝負し、雀鬼は見事に勝利し権利書を奪回する。その後、二人は因縁の場所(孤児院)で再び対決することに…
※やはり名作である\(^o^)/音楽もカッコいい。シリーズ全部観たい…!!
 舞台版も再演してほしい!!またいつか神保町であの感動を味わいたい。
 
観終わった後、昇龍拳ぶちかます黒木さん。
黒木「今まで一万回くらい見ましたけど」西野「一万回見た後にそれ(昇龍拳)出ないでしょw」黒木「一万回見るとこうなるんですよ…この映画、世界中の映画の中で一番好きですから」

・転校生JET
第六天将軍は全国の学校を支配しようとしていた。ある日、最後の一校に、転校生のJET(永野)がやってくる。校長(諏訪)は彼が希望をもたらしてくれると信じている。「ここに来れば勉強しなくても卒業証書貰えるんだよな?」「奴らに支配されなければな」「あいつらとは関わりたくねえし面倒は御免だ」JETは「自分の辿り着く場所に希望なんてない」と帰ってしまう。その後、学校に第六天将軍たちが攻めてきて、校長たちは負けてしまう。未来と正義を託されたJETは、一人で敵に立ち向かっていく。「たとえこの世の正義がおまえらになっても俺は俺の正義を貫く!!」
※第六天将軍たち5人は、実は教師という設定(ちゃんとバックボーンがあるのに尺が5分だから全然収まりきらない)…気になる。あの5人が気になって気になって仕方ない。修羅山さん素敵。

・黄金(山口監督)
喫茶店で働く主人公(松田)は、いつも読書をしている青年に恋をする。ゴールデンウィークのある日、ゴールドという名の犬と突然会話ができるようになり、ゴールドに相談する。だが後日、彼には彼女がいることが発覚。落ち込んで再びゴールドの所に行く。「私、彼のこと何も知らなかった」「僕は知ってるよ、君のこと。こんなことしてごめんね」なんと、ゴールドの声の主は、喫茶店で一緒に働いていた男(本多)であった。「僕じゃ駄目かな」「…ごめんなさい」
※今回の新作上映会、山口さんは黒木さんのアク取り担当だとか(笑)「お鍋が美味しくなりますから」

・黄金(黒木監督)
テロリストに大統領の娘が誘拐された。依頼を受けたGO太は、嗅覚を頼りに、ものすごい速さで駆けて行く。「悪を成敗…ショータイム!!」
・ゴ(黒木監督)
悪一家に狙われた村。少女の悲鳴を聞いて、GO衛門太、参上。「俺は、ただ…やったるだけ!!」
※新作にも出てくるGO太とGO衛門太、それぞれの物語。どっちの悪役も、煙草に火をつけるシーンでCGを使っているという共通点(笑)

・ロック(黒木監督)
硬派な者ばかりが暮らす町、龍虎町。永野崎は頂点を目指し、ライバルたちに挑む。
※いつか長編映画で見たいです。ラジオドラマの続きも全力で希望。是非是非。

・ロック(西野監督)
妻が死んでしまった。浮気していた男は、懺悔の気持ちで一杯だった。妻がずっと行きたがってた場所に行き、チケットを二枚買う。
※自分では絶対撮らないような映画を撮ることが「ロック」だと思って撮った作品だとか。

・GO太 GOレツ太 GO衛門太 ~未来は俺がつないだる!!!~(新作)
時は3000年。人類絶滅寸前の未来で、セシウム・プルトニウム・ウランの三巨悪と対峙するGOレツ太。三巨悪は合体し、GOレツ太とその彼女を殺してしまう。幽霊になった彼女は、お腹の中にいる赤ちゃんと会話できるようになり、二人は過去へ遡る。時は1000年。村を荒らす悪党どもに襲われる寸前の娘がいた。そこへやって来たGO衛門太は一度負けそうになるが、「私は死んでもいい、だけどあいつらに勝って!」と自分を守ろうとした娘の言葉で再び立ち上がって「奥義・愛羅武斬り」で敵を倒し、娘を永遠に愛すと誓う。未来から女と赤ん坊の幽霊が現れ、怪しむ二人。赤ん坊はGO衛門太の子孫らしい。赤ん坊の話を聞いてスリルを感じたGO衛門太は、未来に闘いに行くことを決心する。時は2000年。取引中のヤクザをぶん殴りに来たGO太。ヤクザは記者の女性を人質に取るが、GO太は「俺はおまえをぶん殴りたいだけだ」と言って倒す。スリルこそが彼のロマン。記者の女性はGO太に情報を流し、二人は悪の集団のアジトへ向かう。記者の言葉で情熱を湧きあがらせたGO太は、敵を全員ぶん殴る。「俺はもう絶対に倒れねぇ!!」GO太もまた赤ん坊に導かれ、未来へ闘いに行く。3000年、過去からやってきた二人によって赤ん坊の母はギリギリの所で救われ、GO太 GOレツ太GO衛門太は悪を成敗する。そしてこれからも、その血は引き継がれていくのだった。
※とにかく、格段にクオリティーが上がってて感激。黒木さん+山口さんの組み合わせ、素晴らしい。もはや最強コンビ。今までの作品のチープさからくる面白さも好きだけど、今回の洗練された感じは本当に感動モノ。あと、ショートショートでは時間不足で濃い世界観が描ききれてなかったけど、長編だと黒木作品の良さが更に増す。もっと長編を撮ってほしい!!これからも黒木組から目が離せない。
感激のあまり、言い知れぬ何かが込み上げてきて、ちょっと泣きそうになった。
隣に座って見てた監督に「ちょっと!!なんなんですかこれ!!かっこよすぎでしょ!!!」と叫びたい衝動に駆られましたが、当然こらえてDQN行為は慎みました(^_^;)

・GO衛門太、京都シネマに降臨
な、なんと、イベント終了しかけたその時…「おい!どこだここは!」GO衛門太が時空とスクリーンを飛び越えてやって来た!!西野さんが「奥義・真剣白刃取り」で対抗し、「面白い奴だ!!もっと広い所で闘おうぜ!!おまえら、邪魔したな」と去っていくGO衛門太。
※GO衛門太ああああああああ!!!!!(`;ω;´)
かっこいいいいいいいいかっこよすぎるうううううううう!!!!!!
黒木イベントでおなじみの、作品キャラ降臨劇。茶番感満載なんだけど、これが楽しいのなんの。
とにかくGO衛門太がかっこよすぎて、思考回路ぶっ飛び状態。
目の前にGO衛門太が来た時のざわざわは、完全に、ヒーローショーを見に来た純粋な子の心になってたと思う。
これだから大好きなんだよ!!もう!!(涙目)


3日目
「かせきさいだぁMVフェスティバル」
MV監督 : 石田剛太/大見康裕/酒井善史/角田貴志/本多力
司会=中川さん ゲスト=かせきさいだぁさん

まずは、かせきさんのSSMF作品(黄金、ゴ、ロック)と公式PV3本上映。

恋のANYTHING GO !(石田監督)
福井さん(ウミ下着)が突然部屋の中で踊りだして呆然とする高阪さん(男肉)。いつの間にかつられて二人で踊りだしてイチャイチャしてるカップル。
※上映前、「CIDERが止まらない」PVのオマージュ作品ですと解説する石田さん。
まさにそのものでございました(笑)赤いポンポン、同じものを探したけど見つからなかったとか。
かせき「赤は恋のサインなんですって」石田「そう!それです!!(ここぞとばかりに便乗w)」
中川「オマージュっていうかパクリっていうか劣化コピーですよ、外に出るわけでもなくずっと部屋の中だしw」

恋の呪文はスキトキメキトキス(大見監督)
スクリーンの向こう側の美女(人形)に恋するロボットの切ない物語。
※流石大見さん、高クオリティーの綺麗な映像。ロボットのおもちゃは甥っ子から拝借したとか。
かせき「すべり台すべった後に、ロボットがスコーン!!って綺麗に立った所がスゴイですね!!」
とにかくそのシーンをものすごく気に入って褒めまくってたかせきさん(笑)

冬へと走り出そう(ANOTHER VERSION)(酒井監督)
彼女を乗せてバイクで緑に囲まれた道を走る主人公。だがそれは夢で、現実の地球は機械文明に支配され、男は月へ移住して暮らしていた。地球最後の生き残り(かせき)からメッセージが届く。地球の未来を託された男は、バイクのプラモを作り、クリスタルの力でそれを本物に変え、SFアイテムフル装備で飛び立っていくのだった。
※かせきさんのMVというより、もはや酒井さんのPV\(^o^)/
サビ部分ずーっとプラモ作ってる。プラモ作成の全工程を見せる異例のMV(笑)
酒井「かせきさんプラモとか薄刃ニッパーとか好きだろうなと思って」
ナンバープレートに「CIDER」って書いてたり、スカウター的なアイテムに「4423(善史)」と表示されていたり、細かい所で遊んでる。
中川「MVとしてはダメだけど、酒飲む時に一番盛り上がるのはこの作品だよね」

ソーダフロートシャドウ(角田監督)
喫茶店で作業する漫画家(角田)は、愛嬌のあるぽっちゃり店員(花本)に恋して・・・。
※優勝作品。こちらで視聴できます。劇中の漫画はこちらで読めます。
妙なリアル感と空耳アワー感で、見事グランプリに。
「おもしろかった」と褒めるかせきさん、中川さんを遮るように「ありがとうございます」とニコニコ話し続ける角田さん、そして遠くから「かせきさん騙されちゃダメだ!!そいつふざけてるよ!!いつもこうなんだよこいつ!!」と力説する中川さん(笑)

さよならマジックガール(本多監督)
ヨーロッパメンバーや本多さんの知人達が「別れた彼女」について語る映像を繋いだ、半ドキュメンタリー作品。
※監督本人も語ってるという部分が「胡散臭い」と言われていたものの、かせきさんは気に入ったようでこの作品に投票。泣いてるシーンは監督の指示なので、完全ドキュメンタリーというわけではない。
哀愁漂うMV。

投票の結果、順位は…1位角田さん、2位大見さん、3位本多さん…そして4位は石田さん酒井さん同票(2票ずつ)!
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ヨーロッパ企画の京都ニューシネマ vol.2

2012年09月25日 03:45

またもや行ってきましたよ京都。
アレを見逃すわけにはいかないですからね。

会場近くのカフェで友達と話してたら、いつの間にか近くに上田先生が座って作業していらっしゃったw
上田先生はエスパーさんでっせ…テレポート使ったとしか思えないもんね!!

レポはネタばれ全開なので、「いつか実際に見るまで内容知りたくない!」という人はご注意ください。
DVD化してたり上映機会の多そうな作品については、いろいろ省略気味です。

京都ニューシネマ レポート
一日目
<諏訪雅監督新作上映会>
司会=土佐さん、過去作品解説=上田さん、ゲスト=しまおまほさん
今回のイベントは「新作上映会」ですが、過去の作品もたくさん流してくれました。

・影人間
3次元化してどんどん増えていく影。影達との愉快な生活、そして突然のお別れ。

・ロック
「ロケ」を「ロック(ROCK)」にすべく、マッチ棒クイズに熱中するが…

・魔法使いVSカンフーの達人
魔法使い(玉田)がカンフーの達人(石田)の着ているTシャツを気に入り、魔法で略奪。争う二人。
※ビデオカメラ買ってはしゃいでた頃の作品。
「見た目的に、配役逆でしたね…どう見ても大男な玉田さんの方がカンフーの達人!」
「アンパーンチとか言い始めた時は、ゾッとしましたw」
「空中浮遊が失敗して<今のは失敗だ>っていうのはアドリブです」

・上田君ありがとう
諏訪さんがルマンドを食べていると、中から「暗号を隠した」という紙切れが。次々にいろんな場所から一文字ずつ紙切れが出てきて、全部並べると「ありがとう上田君」に。最後に「いえいえ」と謙遜する上田さんの映像。
※初期のヨーロッパ企画では、いつも一人で脚本を頑張ってる上田さんに、役者たちが「ありがとうビデオ」を作るという習慣があった。最初は上田さんも感動していたが、何だかだんだんカオスでグダグダな方向になっていった頃の作品。上田「<いえいえだけ喋って>と言われて撮影に付き合ったらこんなことになってました」

・友達
諏訪「ビールとって」石田「え?」諏訪「おまえの方が冷蔵庫近いやん」石田「自分で取ったらいいじゃん」諏訪「今、本読んでるんやけど」石田「俺だって読んでるし」暫く争って去る石田。不満な諏訪。不意に、冷蔵庫の中から謎の男がビールを持って出現「飲みなよ」

・酔拳3
何者かに襲われて瀕死の師範(石田)。仇打ちに行く弟子(永野)。仇である酒井と、路上(車道)で死闘を繰り広げる。飲んで酔拳使って最後に「これもアリだ」と酒瓶で敵の頭をぶん殴って勝利。エンディングはNG集で、師範役も酒井役も諏訪さんになっちゃってるNG。
※ジャッキーの「酔拳」、「酔拳2」に続くものを勝手に作ろうという試み。
永野さんが泣くシーンでなかなか泣けず、かなりの長回しに。ものすごい顔で「師範師範」言って必死に泣こうとしてる永野さんw石田さん笑っちゃってるし、顔にベタベタ触られて付けヒゲ取れちゃってるし、もう気絶したはずなのについつい喋っちゃってるしw
酔拳の稽古風景も、いちいち面白い(柱で練習したり、椅子を使ったり、浮遊するティッシュをキャッチしたり)
酒瓶は飴で作ったものなので、殴った後食べて「甘い」とか言っちゃってる。
たまの「猫をならべて」がBGMのエンディングも、ものすごい脱力感。
個人的に、隠れた傑作だと思います。この日上映した中で一番好き!!

・オセロ道
二人の男の熱戦を、臨場感&緊張感たっぷりにスピーディ-な映像で魅せる。

・ドラゴン
「飛べ!ドラゴン」という作品を上演する劇団。リーダー諏訪と主演石田にドラゴンを作るよう命令され、小道具の永野たちが悪戦苦闘し、上演ギリギリでしょぼーいドラゴンが完成。クライマックス、熱演の石田が、明らかに人が乗れるはずのないサイズ・材質のドラゴンに飛び乗って派手に転倒。あーあ・・・

・別のUFO(新作)
主人公(西垣)には、いつも有り得ない事象ばかりが起こっていた(気がついたら森で寝ていて、枕が降ってきたり)。ある日、UFOにさらわれて頭にチップを埋められる。チップは、どう見ても絆創膏ですぐに剥がれる「人工皮膚」でくっつけてあり、風呂に入って粘着力が弱まるとまたすぐにさらわれて張り替えられる。ことあるごとに何度もさらわれ、別のUFOにもさらわれたり。テスト期間終了まで待ってもらって、その後、記憶消去薬を飲まされるが、数が足りなくて記憶は消えず。何度もさらわれていたため、彼女から「浮気じゃないの」と疑われて、実際に宇宙人二人とUFOを見せることに。4人は仲良くなり、いろんなパーティーを楽しむ(鍋、流しソーメン、チェキ、ジェンガ、誕生日、けん玉など)。「ところで何しに来たの?地球侵略しに来たの?」という質問に「そうだ。ずっと先の話だけど」と答える宇宙人達。せっかく仲良くなれた4人だが、結局記憶は消さなければいけない。別のUFOから調達した薬を大量に飲まされ、記憶を消された主人公&彼女は見知らぬ場所で目を覚ます。「何ここ」「わかんない。でもいつも有り得ないことばかり起こるんだ。森で目覚めて、枕か降ってきたり」そう言うと、空からけん玉やジェンガなどが降ってくる。「ほらね」笑顔で帰っていく二人。そしてまた別のUFOが…

諏訪さんの作品は、ほんわかするなあ。いろんなとこから可愛さが滲み出てる。
「影人間」の人文字、「ロック」のマッチ棒文字、「上田君ありがとう」の一文字ずつ出てくるメモなどから、「文字作る系が好きなんですね」ということも発覚(笑)


二日目
<永野宗典監督新作上映会>
司会=中川さん、ゲスト=三木孝浩監督

「革命を起こす!!」とか言ってチラシを破く永野さん。「なんか全部前回と同じこと言ってる」と突っ込む中川さん。

・悲しみは地下鉄で
ある日、謎の撮影クルーにつきまとわれるようになった。彼らは何を撮っているのか。そしてその正体は…
※「どないなもんじゃい」という戦闘態勢で来たらしい三木監督だったが、予想以上の作品だったので、素直に褒めまくることに。「1発目でハードル上がってる!」
四畳半の壁に映像が映し出されるシーンは、実は滋賀の20畳くらいある撮影所の隅で撮ったとか。
カット数が多く、様々な観光地でロケしてるのに数秒間しか使わず、しかも永野さんのアップばかり映してるという贅沢な使い方(笑)

・「告白」PV(三木監督作品)
船越さん主演の、甘酸っぱい恋の思い出の物語。

・黄金
黄金を手に入れるべく、頂上を目指して黄金の山を登っていく挑戦者たち。家族のために登る者、夢を叶える資金のために登る者…しかし、自分は一体何のために登ってるのか?友人たちとノリで応募し、結局友人たちは当日参加せず、ただただノリで一人参加することになった主人公。よく見ると「これは黄金じゃない、泥だ」しかし、次第にクライマーズハイ状態になり、黄金登りはグズグズした自分へのレジスタンスに変わって行った。そんな中、他の誰かが先に頂上へついてしまった。それでもただただ登り続け、頂上へ着くと、向こう側へ本物の黄金が現れた。でも黄金なんかどうでもいい。「あんな輝きなんて嘘だ。俺はドロドロに光ってやる!!」そして、助走をつけて向こう側へ飛び込み…

・監督くん
評論家たちの集まる試写室で、新作映画を流した監督。「何を伝えたかったの?」「主軸が明確じゃないなあ」愛する作品をボロクソに言われ、「くだらない世界を捨てて愛する作品の世界で生きる!」とスクリーンの中へ飛び込む監督。愛するスタッフたちに囲まれ、女優のブリジットと再会し、二人は付き合い始める。彼女の我儘を聞いて作品のリメイクを決意するが、主演役者そっちのけで彼女を撮っているうちに、皆いなくなってしまった。彼女まで去ってしまい、一人で皆を探してるうちに、監督は見てはいけないものを見てしまう。町も何もかもハリボテの作りもので、自分も何者かに操られて撮影されている人形だった。脚本には「孤独の果てに、監督は自殺」と書かれてある。監督は、自分を撮影している男にペンを突き刺し、画面は真っ暗に。「ざまあみろ」しかし、シナリオに命は宿らず、所詮泥人形の自分に命は宿らない。「誰か俺の代わりに涙を流してくれないか。それで私の役目は終わる」そして、銃声が鳴り響く。
※三木監督「ものすごい、リビドーぶつけまくってる感じがしますねw」

・ロック
ホームレスの男が、ある日、もう一人の自分と出会う。二人で音楽活動を再開するが、もう一人の自分に裏切られ…

・SFボーイ
新政府の政策で、監視されるようになった世界。男は一人、SFを用いて抵抗を試みるが…
※三木監督「なんかちょっと永野さんのことが心配になっちゃいますねw」

・遠雷ファーラウェイ
今日も誰かが代わりに不幸になって、自分は不幸とは遠い所にいる。幸せそうなカップル(永野・望月)は映画を見ている。「不幸を見る機会は映画の中くらいだ。あ、これも映画か。でも今は幸せでいたい!」<これは、幸せのみを切り取った作品である>幸せなカップルだったが、些細なことがきっかけで女が不機嫌になり、無言状態に。男と別れようとして別の男(土佐)に走る女。別の男には家族がいて女は振られる。「家族、これが本当の幸せ」だが、幸せな一家に借金取り(中川)がやってくる。借金取りは「本当はこんなことしたくない。借金作る方も駄目だけど、借金作る奴に依存せざるをえない自分もどうなんだろな…」なんて川辺で呟いてるうちに、こっそり財布を盗まれる。財布を盗んだ男は、予想以上の大金に戸惑いつつ、久々に母と再会し、金を渡そうとするが断られる。アパートの大家をしている母は、ゲームばっかりしてる若い住人(城之内)に「たまにお母さんに会いに行ってあげな」などと言うが、青年はゲームに夢中。青年がふらっと自販機に飲物を買いに行くと、雨が…。再会するカップル。結局金を返しに行く泥棒。何か起きそうで、何も変わらない。「今日も無事だった」
※次々に主人公が交代していき、何か不幸が起きそうで結局何も起こらない、今までの永野作品とは違うテイストの新作。
永野さんが熱心に演技指導した結果、皆が何となく永野さんっぽく見えてくるという(笑)
「SFボーイを撮った頃は悩んでたけど、作品のことで悩んでる自分は実は幸せなんじゃないかということに気付いた。先日フェスで雷が落ちて一人だけなくなった事故があって、そのニュースがきっかけで、どこかで不幸になってる人がいるけど、雷とは遠くにいる自分たち…みたいのが撮りたくなった」
三木監督「永野さんの作品は、もっといろんなとこで上映してもいいと思う。演劇畑ならではの良さもあって、そこも大事にしていってほしい。」

今回の新作をきっかけに、今後の永野作品がどう変化していくのか…目が離せませんね。

※長くなったので後半は次の記事に。

第7回SSMF&光栄の極み

2011年07月04日 06:16

Q、時がとまればいいって思ったのはいつだったかね?
A、黒木先生がめちゃくちゃカッコよく降臨した時。(即答)

降臨


SSMF本選、非常に濃い4時間でした。大満足です。ヨーロッパメンバーの作品については5月の過去記事にあるので、そちらをご参照ください。

今回のゲスト枠で特筆すべきは川田監督の「プロトコル」。
これは・・・映画の歴史を変えるくらいの大事件。
お客さんの反応(携帯電話を使用)によって展開が変わるというすごいプログラムを駆使し、新しい映画の形を提案。
こんなすごい発明を目撃できるなんて、本当に素晴らしい大会ですな!
冨士川監督のクオリティーの高さも素晴らしかったです。恐るべしプロの本気。

やっぱり、永野さんの狂気、たまらん。
諏訪さんの可愛さ、たまらん。(グランプリおめでとうございます!)
「諏訪さんからはマイナスイオンか何かが出てるんじゃないか」と時々思ってしまいます。
そして角ちゃんの破壊力は異常。(いとうさん曰く、地獄絵巻)

どの作品も皆個性的で素晴らしかったので、投票は本当に悩みました。
でもやっぱり自分が1番大好きな作品はアレなんだよなと思い、愛と念を込めまくって1票入れさせていただきましたよ。
「硬派がデータで生き残る」だなんて、最高に素敵なSFじゃないですか・・・!!
目をキラキラさせて作品の解説や熱い願いを語る黒木監督を見て、「この人は本当に自分の作品を愛していらっしゃるんだなあ」と、嬉しくて仕方なくなってしまいました。
何やら8月の中旬に葉山でコスプレイヤーと戦う(?)謎のイベントがあるそうで・・・
真夏に未知の地へ超虚弱野郎が一人で行ける自信が無いのですが、がんばって検討してみます。
池袋公演はとりあえず初日を予約済みで、体調とスケジュールが大丈夫そうなら回数増やしたいと思ってます。


・・・翌日、いろいろあって、またもや泣き虫は泣いておりました。
すると、数少ない大切なお友達の方から、信じられないメールが届きました。
「黒木先生のツイッターのアイコンが・・・」
え・・・?
え・・・・っ?
・・・・・・!?
ふぎゃあああああああああああああ!!!!!!
先生・・・それ・・・私が描いたやつじゃないですか!!
※悲し泣きが嬉し泣きに変わった劇的瞬間
なんという・・・光栄の極み(号泣)
御本人の写真の方がかっこいいというのに、私のイラストを使ってくださるなんて、恐縮すぎて嬉しすぎて・・・本当に有難うございます!!

世界で一番敬愛する人にこんなにも自分の絵を気に入ってもらえたざわざわは、どんなリア充さんよりも幸せ者だな・・・嬉しすぎて大爆発してもおかしくないレベル(´;ω;`)
なんやかんや大変だけど、がんばるぞっ・・・!!
遥か彼方のオカンよ・・・心配かけてごめんね・・・

零一十王.exe@SSMF

2011年05月22日 01:39

待ちに待った黒木先生の新作。
京都行きを決断した最大の理由は、もちろんコレをいち早く拝見したかったから。

ちなみに去年の作品はこちら
龍虎帝・・・素敵だ・・・!!

以下、ちょっとネタばれ注意かもです。

タイトルから既にメチャクチャかっこいい。
でも、零一十王.exeという件名でメールを送ると、スパム扱いされてしまうとか・・・
スパムと戦う主人公なのに!!

あらすじ
西暦2999年。世の中はモラルの欠如したDQNたちに支配されてしまった。
デジタル生命として、サーバー上で生きていくことを決心した主人公。
「零一十王とでも名乗るか・・・!」
デジタル世界で、次々に現れる悪プログラムやスパムを駆除する!!
黒木流・サイバーアクションSFムービー。

これは・・・またものすごいモノを作ってしまいましたね。
観に行ってよかったです。やっぱりあの世界観が大好きで大好きでたまりません。
織物が必殺技的アイテムとして登場した時の、会場のあの盛り上がり・・・!!(笑)
諏訪さんの「THE・悪役」な大袈裟芝居、最高です。大見さんのCGもグッジョブ。
しかも、監督登場時に、華麗なるヌンチャク演武まで披露してくださった黒木先生。
かっこよすぎる。
これからも、影ながら全力で応援させていただきます。


※上映後のコメントより
・「脳ダウンロード」を開発しようとした科学者がいて、それに興味を持ったという監督。
 「自分をデータ化→サーバー上で意識を持つ→ずっと生き続ける・・・ということだろうなーと。」
・コンピューターは0と1の二進法の世界。人生も二進法。
 そして、人類が発明した二進法の最高傑作は・・・織物!
 「生地はすごいですよ。感謝してください生地に!!マイブームなんです生地!!」
 生地について熱く語る監督(笑)
・理不尽なことがまかり通るようになってきている今の世の中への警告をしたかったとか。

↓曖昧な記憶&漠然としたイメージで描いたらくがき
 デジタル化前後を足して二で割った感じになってしまった・・・
零一十王
CDでもなく、USBでもなく、フロッピー。そういうとこが・・・ものすごく好きなんです・・・
本物(永野さん)はもっとかっこいいっ!!
ざわざわのラクガキは、黒木先生の映画のカッコ良さには勝てません。
みんな、是非、東京の本選を観に行けばいいと思うよ!

まだまだ描き足りない。手が止まらない。
すいません。調子に乗って勝手にいろいろ描きまくるかもしれません・・・

第7回SSMFヨーロッパ企画予選会

2011年05月21日 22:57

ヨーロッパ企画のメンバーとゲスト劇団の監督達が撮った映画を上映。
今回はSF映画大会。16組のうち、投票の多かった6組が東京の本選に進出。

・・・ということで、オカンと共に京都に観に行ってきました。
低予算で新しいSF映画の形を模索した16本の作品。
どれもこれも本当に面白くて、遠征した甲斐がありました・・・!!

①上田監督「タイムマシン」
 電卓型タイムマシンで未来に聞いてみよう!しかし返ってきた答えは・・・
②石田監督「未来を変える」
 未来から息子がやってきた!なんと未来の自分はホームレスになっていて・・・
③西垣監督「無機物」
 ビッグバン以降沈黙を守ってきた無機物達。今、彼らが再び叫びだす!!
④悪い芝居監督「ちちんちんちん」
 少年が絵を描くと、大変なものが消える!?煩悩を断つ超能力。
⑤夕暮れ社弱男ユニット監督
 気がついたら謎の宇宙船の中。宇宙人「あなたたちに文明を作ってもらいます」
⑥黒木監督「零一十王.exe」
 DQNに支配された未来。デジタル生命として、二進法の世界で悪と戦え!!
⑦山口監督「仁義ある使者」
 下っ端ヤクザが手に入れた、怪我を治してくれる宇宙人。しかしコイツは・・・
⑧ベビー・ピー監督「ザ・ヒストリー・オブ・SF」
 ものすごい勢いで展開されるSF・・・と、ジョジョの歴史。
⑨酒井監督「ホワイトホームエレクトロニクス」
 ビルに潜入し、悪徳オーナーのホットマネーを回収せよ!家電=まさにSF。
⑩諏訪監督「影人間」
 ある日、影が3次元化していた。どんどん増える影達。一体どういうことなの?
⑪山脇監督「ゴッホとひまわり、高畑さんそして2人は時をかけない」
 未来の生活、未来の恋愛。時代は変わっても、変わらないものがある。
⑫大歳監督「おとしてやるぜ」
 好きな子をおとすために何度も作品を用意してがんばるのに、毎回なぜか・・・
⑬永野監督「SFボーイ」
 空に大きな目玉。監視されている・・・!?対抗しなければ。俺はSFボーイ。
⑭男肉 du soleil監督「Dear my friend」
 わーい!宇宙人を部屋で飼ってみよう!だが、宇宙人の本音は?「SF蛇足」
⑮土佐・本多監督「夕飯」
 土佐と本多が入れ替わった!本多の母はどうするの?SFホームドキュメンタリー
⑯角田監督「志ず江」
 工場で働き、毎日同じ生活を繰り返す、志ず江さん。そんな彼女の夢は・・・

投票の結果
諏訪監督、角田監督、黒木監督、上田監督、土佐&本多監督、永野監督が本選へ。

・投票の時、ものすごい事実が発覚して爆笑。
なんと、私とオカンの選んだ作品が、3つ全て同じだったという・・・(笑)
なんなのこの親子。

・諏訪さんの「影人間」、ものすごく可愛くて可愛くて仕方ない映画でした。
あの発想はどこからでてくるの・・・寝る時にちゃんと積み重なろうとがんばる影達が、おもろすぎる。
1位での予選通過も大いに納得。

・角ちゃんの「志ず江」のインパクトときたら・・・ヤバいです。夢に出てきそうです。
なんという眼力・・・なんという王子様・・・
恐るべし角田ワールド。これを1番最後に上映しちゃったっていうのもスゴイ。

・山口監督の「ヤクザSF」というジャンルがものすごく素敵だと思う・・・こういうの好きだなあ。
フワフワしたちっちゃい宇宙人がかわいい。物販に並んでたら買っちゃうかもしれない。

・体調不良の中がんばった永野さん。あれから1週間経った今、なんか・・・ものすごくジワジワ来てます。
あの美術、あの切迫感、あの孤独感・・・言葉にできない・・・。
本選では、聞きとりにくかった台詞を録り直した改良版を見られるのでしょうか。楽しみです。

・・・えっ?1番好きな作品について語ってないじゃないかって?
それはもう、この後の記事で特別枠設けてしまうに決まってるじゃないですか。
またもや時間がかかってしまいそうですが、少々お待ち下さい。



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